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監督:ジェームズ・キーチ 2014年 アメリカ作品104分 ヴィスタサイズ ステレオ 日本語字幕:林 達也 監修:城田雅昭 提供:WOWOWエンタテインメント / ジェットリンク 配給:エレファントハウス / カルチャヴィル 協力:WOWOW
2011年、伝説のミュージシャンであるグレン・キャンベルは前代未聞の全米ツアーを開始。当初の予定は5週間強であったこのツアーは大成功を収め、1年半にわたり151回ものソールドアウト公演を実現した。
アルツハイマー病と診断されたグレン・キャンベルは、ギター演奏を断念せざるを得ないとの忠告を医師から受けていた。しかし、グレンと彼の妻は病を公表し、家族とともに「さよならツアー」を敢行すると発表したのである。
このドキュメンタリー映画は彼と家族の驚くべき旅路の記録であると同時に、進行が予期できないグレンの病に対し、愛と笑いと音楽を処方薬として立ち向かう彼らの姿を映し出している。
グレン・キャンベルの音楽業界およびエンタテインメント業界でのキャリアは実に50年近くにもおよび、多作である彼が音楽業界に残した功績が比類なきものであることは間違いない。また、彼の伝説的なギター演奏はビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』やフランク・シナトラの『夜のストレンジャー』といった数々の名盤で耳にすることができる。
グレンはソロアーティストとしても、世代を超えて愛され続ける「ジェントル・オン・マイ・マインド」や「ガルベストン」や「ラインストーン・カウボーイ」といった名曲の数々をリリース。受賞歴としてグラミー賞6回、グラミー殿堂賞3回、アカデミー・オブ・カントリー・ミュージック賞7回、パイオニア賞、アメリカン・ミュージック・アワード賞3回、カントリーミュージック協会賞3回、ゴスペル音楽協会ドーヴ賞など多数。
2005年にカントリーミュージックの殿堂入りを果たしたグレン・キャンベルは、ポップスとカントリーという音楽の垣根を超越したアイコンのひとりとなる。
2011年にグレンはアルツハイマー病に冒されていることを公表したが、妻と家族とともに病に対峙し先へ進んでいくことを決意。その後、アルツハイマー病と闘いながらも新作『ゴースト・オン・ザ・キャンバス』をリリースし、さらに「さよならツアー」を開始する。アルバムとツアーはかつてないほどの好評を得ることとなり、ソールドアウト公演や好意的なレビュー、またスタンディングオベージョンをもって迎え入れられる。2012年2月12日、グレンはグラミー賞授章式にて3,900万人もの視聴者へ向けてパフォーマンスを行い、特別功労賞を授与される。
監督:ジェームズ・キーチ 2014年 アメリカ作品104分 ヴィスタサイズ ステレオ 日本語字幕:林 達也 監修:城田雅昭
提供:WOWOWエンタテインメント / ジェットリンク 配給:エレファントハウス / カルチャヴィル 協力:WOWOW
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