漫画「薬屋のひとりごと」を最新刊まで全巻無料で読めるサイト・アプリは？rawなど違法サイトも調査！

薬屋のひとりごとは、人さらいに拐われた薬屋の娘、猫猫(マオマオ)が後宮で働きながら後宮で起きるさまざまな事件を解決していくお話です。最初は帝の子や寵妃である玉葉妃(ぎょくようひ)たちの体調不良の原因を突き止め、それを服にすりつぶした草の汁で妃たちに知らせます。そのことで娘の容態が持ち直した玉葉妃が宦官である壬士(じんし)に協力を求め、お礼をするところから物語が始まります。猫猫は、薬屋としての知識を活かして、後宮内外に起きるさまざまな事件を顔が良すぎる宦官壬士と共に解決していくお話です。薬のひとりごとでは、人間に害を与える毒ともなるもの、それを治す薬や治療の方法など猫猫の豊かな好奇心で培われた知識を披露していきます。その知識も見せ所ですが、後宮という女性の集められた特殊な環境というなかで、時には嫌がらせをする人もいる中、利用できるものは利用しつつ、自分の好奇心を満たしながら、人を助けていく猫猫の意思の強さに憧れます。猫猫は、少し変わったところがあるキャラクターで、後宮内では避ける人もいますが、関わっていくとただの好奇心だけで動いている訳じゃなく、きちんと理にかない、人のために動くことの出来る優しいキャラクターなのだということが分かります。他にも魅力のあるキャラクターが多く、謎と共に人のことが分かってくる素敵な作品です。
（30代・女性）

主人公がいきなり人さらいに逢い後宮に売り飛ばされるという字面で見れば結構ショッキングな場面から始まるが、主人公自体はそんなに悲観的に捉えておらず、読者の理解を超えてから物語が始まる。主人公がその経験から薬屋として侍女となり、後宮に蔓延る事件をひとつひとつ解決していくサスペンス漫画的な一面のまま物語が続いていくが、園遊会の里樹妃殺人未遂事件あたりから一気にきな臭くなり、ミステリー漫画としての面が強くなっていく。主人公の猫猫の底辺からのし上がるシンデレラストーリー的なものを予想していたが、本人は厄介事に巻き込まれたくないと出世に興味はなく、加えて壬氏を鬱陶しく思うほどにはいわゆる’サバサバ’系であり、決してご都合主義が無いところがとても面白く、また話の先が気になる要因のひとつとなっていると思う。それ以外の登場人物も、直接関わり事件を解決した玉葉妃や梨花妃をはじめ、主人公と関わった後には好意的な対応になっていることが多く、見ていてストレスになる事が少ない。唯一水晶宮の侍女たちは主人公に対して否定的であったが、主人公が直接手を上げ事件を解決に導いたこともあって非常にスカッとした場面だった。これからも楽しんで読んでいきたい。
（20代・男性）

「薬屋のひとりごと」は小説版から入り、ねこクラゲ版の漫画を集めています。絵が本当に大好きで何度読んでも可愛くて大好きです。普段のやる気のない時の猫猫ももちろんかわいいのですが、「毒」が絡んだ時の猫猫は本当に可愛いから綺麗に変わって引き込まれてしまいます。しっかりとした知識と変態的な「毒」への執着が見ていてとても面白いです。「毒」とわかっていて口にするところでやっぱり口にした！と笑ってしまいます。小説版を読んでからねこクラゲ版の漫画を読むと端折られている部分ももちろん多いですが、分かり易く見やすくなっていると思います。小学生の子供も、普段少年誌の漫画しか読まないのですが好んで読んでいます。初めての少女漫画？です。線の綺麗な絵が気に入っているようです。小説版では知識がないとイメージしにくい部分もありますが、絵にしてもらえると分かり易く読みやすいです。ぜひねこクラゲ版でアニメ化を期待しています。壬氏もイメージ通りとても美麗でキラキラしています。意外と外装を外した本自体に描かれている4コマ漫画も可愛いです、巻末の外伝みたいなのもいいなと思い、必ず読んでます。小説版に比べるとまだまだ進みは遅いですが、次作が出るのを親子で楽しみにしています。
（40代・女性）

仕事帰りにTwitterをしていたら、広告が出てきて気になったので読み始めました。とても面白かったので、どんどん読み進めてしまいました。薬屋の主人公猫猫が不本意ながら後宮で働くことになったものの、知識を生かして問題を次々に解決していく様子がとても楽しいです。また登場人物がとても魅力的です。ヒーローの宦官が美形でテンションが上がりました。中性的でカッコいいので、後宮のアイドル状態なのも納得です。私も主人公になって一緒に仕事がしたいと思ってしまいました。立ち回りが上手く指示も的確で、常に冷静沈着な理想の上司です。こういう上司が職場にいたら、毎日仕事に行くのが楽しそうだと思いました。主人公猫猫の薬に夢中で、自分の適性を生かして働いていく様子も気持ちが良いです。ちょっとぶっきらぼうですが、芯の通った猫猫の行動に毎回スカッとしています。好きなものに一直線で若干狂気が垣間見えるところも、後宮でこっそり活躍する専門家としてかっこいいと思いました。絵も綺麗で登場人物も魅力的なので、仕事に疲れた帰り道に読むと元気をもらえます。ドロドロした心理描写が苦手なので、読後が爽やかなところがとても好きです。ちょっとした心の旅に出たい社会人にぜひ読んでいただきたいと思います。私も帰りの通勤電車で読んでおり、後宮の煌びやかな世界に浸っています。
（30代・女性）

もちろんタイトル通り薬に関する内容も出てきて面白いし勉強になるけれど、なんといってもミステリー要素が後宮内外でたくさんちりばめられていてとても面白い。誘拐された薬師の女の子が後宮へ売り飛ばされるという始まり方には衝撃を受けたが、読み始めるとそんなことを忘れるくらい生き生きと後宮でいろんな事件を解決していく猫猫は見ていて飽きない。平民としての自分の身分をわきまえながらも、自分の心に素直な猫猫の壬氏やヤブ医者とのやり取りも見ていてクスッと笑える。そしてこの漫画の良いところは事件のトリックは明かしても犯人の動機や真相までは明かさない「想像にお任せします」的なところも想像力を掻き立てられて面白い。そして一つ一つの事件がつながって大きな事件につながっていくところも話に一貫性があって読みやすい。また、平民が上級妃たちに床についたときの授業をしてそれを熱心に聞いているリファ妃や玉葉妃、恥ずかしがるリーシュ妃がとてもかわいい。物語が進んでいくにつれて明かされていく猫猫や壬氏の生い立ち、怪しさ満点の同僚たち、続きが気になって気になってしょうがない漫画です。猫猫と壬氏がどうなっていくのかも気になるし、次はどんな事件を解決してくれるのか、ミステリー好きな人も、女同士のドロドロのバトルが好きな人も楽しめる漫画です。
（20代・女性）

主人公猫猫が、妓楼からのお使いの途中、誘拐されて後宮に売り飛ばされるところから話が始まります。仕方なく任期が開けるまでは働こうと後宮勤めを始めた猫猫でしたが、ある日皇帝のまわりで次々と不審な病が流行ってることを知ります。実は猫猫は薬が大大大好きな、薬屋。好奇心に駆られ不審な病を調べた猫猫。そんな猫猫に興味を抱いた宦官の壬氏様に気に入られ、猫猫の後宮生活は大きく変化していきます。猫猫のとてつもない薬への執着と知識、それを通して後宮の様々な謎を解き明かして行く場面が非常に面白い作品です。ささいな日常の謎に実は悲しい事実が隠れていたり、嫌なやつだと思っていたキャラクターがとんでもなく愛情深いキャラクターで、その物語に涙したりと謎が明かされるごとに作品の面白さが増していきます。また猫猫を気に入って謎を持ち寄る美形の壬氏様が、次第に猫猫に対して恋愛感情のようなものを抱き始めるのにもときめきを感じます。ただ猫猫は恋愛よりも圧倒的に薬！薬！と言った様子で眼中になさそうなところも、壬氏様が哀れ気で面白みを感じるポイントです。話が非常にしっかり練られていて、ライトノベルの雰囲気がありながらもミステリーとしてもちゃんと楽しめる作品です。
（30代・女性）