全巻無料で漫画「御社の不倫の件～絶対に別れさせます～」が読めるサイト・アプリを調査！

インスタグラムの広告でこの漫画を見かけて、面白そうだなと思い有料の漫画サイトで読みました。感想としては一言「スカッとした！」です。不倫なんて自分に関係のない所でしている分には、勝手にやってくれって感じですがいざ自分に迷惑が掛かるとなるとたまったもんじゃないですよね。なんでいい気に不倫してるやつらのせいで自分が犠牲にならなくちゃないのかって話です。中ほどまで読み進めて、この1話目の主人公が気の毒で不倫している上司とその相手にめちゃくちゃ腹がたちました。それなので最後まで読んで、2人とも追い詰められたときは最高にスカッとしていい気味と思ってしまいました。別れさせ屋（？）の人も、その手口もすごくかっこよかったです。この上司も不倫相手もちょっと可哀そうかなとも思いましたが、自業自得ですね。きっと私が知らないだけで、実際にもこんな風に不倫している人たちもいるんだろうなと感じました。現実にもこんな商売があって、こんな風に別れさせてくれる人がいればいいのにと思います。不倫するのは勝手だけど、周りに迷惑をかけるなって言いたいですね。まあ、本人達は盛り上がってるから周囲のことなんか全然見えてないんでしょうけど。まだ1話しか読めていなので2話以降も早く読んでみたいです。
（50代・女性）

不倫とは、人が”踏み行うべき道”からはずれること。特に、配偶者でない者の間の男女の関係のことを示します。それが会社の中の身近な人間関係の中で行われていて、会社の業務に支障をきたし、損害を発生させるような状況になっていたとしたら…？！というお話です。この物語の主人公は、一見地味な派遣社員の女性・三枝玲です。彼女は有能なオフィスワーカーで、周囲の機微を感じ取り、するりと同僚の懐に入り込むのです。とある会社の宣伝部という花形部署では、管理職の槇原を手玉に取ってたっぷりと美味しい汁を吸い、先輩社員に多大な迷惑をかけまくった挙句にさっさと仕事を辞めて地元に戻って玉の輿に乗ろうとした安西梨々香が、調子に乗っていろいろやりたい放題しているその裏で＿＿＿玲が暗躍し、”不倫”の証拠を押さえて人知れず返り討ちにするさまはとても痛快です。玲は”不倫別れさせ社”として、その企業内の無法を正すことを請け負うプロでした。そしていつもの地味な眼鏡とスーツは本当の彼女の姿ではなく、その怜悧な本質を隠して周囲に溶け込むためのツールだったのです。理不尽な目に逢っている人を陰から救い、不倫に溺れて好き放題に生きている者たちに鉄槌を下していくその様はとても痛快で、ふっと笑ってしまいます。また、画力がとても高いので、ストレスなく読めるのも良いですね。一見可愛らしい梨々香が実は醜悪な内面を持っていることをその表情で表せるのは秀逸でした。
（50代・女性）

社内不倫を扱う作品は多いですが、本作はそれを”別れさせる”ために暗躍するプロフェッショナルの物語です。三枝玲は派遣社員として様々な現場に入り込みますが、そこにはさまざまな理不尽に翻弄される真面目なオフィスワーカーたちがいました。宣伝部の高橋さつきは新しく配属されてきた安西梨々香が仕事が全くできないうえに意欲もなく、そのしりぬぐいをさせられる日々に辟易していましたが、ひょんなことから梨々香が槇原課長の愛人だと気づいてしまいました。そして彼女がすべき仕事を押し付けられて帰ることができず、大切な彼氏とのデートもドタキャンせざるを得ない状況になっていたのです。そんなさつきに、玲は「社内不倫は排除されるべき迷惑行為」だと断言しました。そして梨々香の配属は槇原が不倫を目的に行った不適正な人事であり、会社の生産性や社員の士気を著しく阻害しているのだとさつきに説くのです。逆恨みが怖くて何もできずにいるさつきでしたが、そんな彼女を見て、玲が本気を出しました。彼女は”別れさせ社”として正式に業務を請け負い、槇原と梨々香を追い込んでいったのです。そこから先は痛快の一言でした。槇原たちはお互いをつぶしあうような醜態をさらした上に、梨々香はさっさと退職して地元に帰りましたが、そこで地元名士の息子と結婚するつもりでいたところに不倫の証拠が送り付けられてとどめをさされてしまうという小気味よさ。悪いことをすると全部自分に返ってくるんだよ、というまるで寓話のような結末は気持ちいいです。それにしても不倫のパターンていろいろあるんだなぁ…と笑ってしまいますね。玲の存在で、真面目に生きている人が少しでも報われてくれるといいなと思ってしまいます。
（50代・女性）

周囲の人間の不倫によって、なんの非がない善良な社員がこうむる不利益を是正するため、「別れさせ屋」として登場するのがこの作品の主人公です。ざっと読んだ感じではオムニバス形式で、途中からも読み進められます。なんといっても主人公の三枝玲は依頼を受ける側なので、最初は被害者側からの視点で始まることで、そのこうむる不幸・不利益に同情し、「この不倫カップルは別れなくてはいけない」と思わされ、主人公がどのような形で不倫カップルを追い詰めていくのかが楽しみになっていきます。会社に潜入することが主な役割の三枝玲が、パッとしない派遣社員からオトナな色っぽい女性に姿を変えて、作中の男性キャラクターを目的をもって意図的に魅了する様も見事です。まるで女スパイとでも言わんばかりで、創作作品の中でも潜入捜査ものがお好きな方に、ぜひ一読いただきたいところです。完全不倫ものではないですが、かたおかみさお先生の作品「社内探偵」がお好きな人はきっと楽しめます。もちろん、不倫制裁ものなどがお好きな方にもおすすめいたします。不利益をこうむってはいるけど、不倫関係については身内でもないし無関係な立場である登場人物たちが、溜飲が下がる様は見ていて気持ち良いです。
（30代・女性）

社内で不倫をしている人たちを別れさせる、不倫別れさせ屋のお話です。昨今は芸能人や政治家の不倫にも厳しいですし、一般人でも社内のハラスメント、パワハラやセクハラは厳しく非難され処分等をされる世の中です。ですので時代にあった漫画だなと思いました。女性漫画ですが、ことさらエッチを強調したようなシーンはないですが、不倫を扱っているのでそういうシーンは出てきます。また会社内の話なので社会人の大人の女性向けの漫画ですね。最初は、誰が「別れさせ屋」なのかわからない形で話がすすんでいきます。なので誰が主人公でどんな話なのかなあと少し迷います。しかし一つのエピソードが終わる頃にはエピソードが連なったタイプの漫画なんだなとわかります。不倫をしている人たちがわかりやすいズルい感じで、真面目な人が困っているので別れさせ屋が解決してスッキリします。不倫という悪いことをすると、別れさせ屋に成敗されて、真面目な良い人は報われて幸せになるというはっきりした勧善懲悪の構成なので途中はムカムカしますが最後には安心してスッキリできます。いろいろなタイプの人や不倫パターンが出てくるし、不倫別れさせ屋さんたちの人間関係や、登場人物の恋愛などもあるので飽きずに読めます。
（50代・女性）