全巻無料で漫画「王太子妃になんてなりたくない!!」を読む方法を調査！

個人的に、マリアンヌちゃんが天使過ぎると思っているのですが、このことに関して異論反論の類は断固認めたくない所存です。唯一と言っても過言ではないくらい圧倒的な癒しポジションを確立しているため、居てくれて良かったと感謝する場面が非常に多いことが読み進めていくと分かってきますね。まず、ビジュアルからして圧勝していることが見て取れ、何なら主人公であるリディアナ・フォン・ヴィヴォワールのことなんか目に入らなくなるレベルで可愛いという、ある意味恐ろしい女の子だと認識しております。片方だけ編み込みをしている、その控えめなヘアアレンジがむしろ品の良さを感じられる確かなポイントになっているのではないでしょうか。そして、心根の優しさは言うまでもありません。リディアナ・フォン・ヴィヴォワールを信じて疑わずアリバイ工作を協力してくれる、これを優しさと言わずして何と言えば良いのか皆目見当もつきません。騙されていると言うと急に可哀想に見えなくもありませんが、あくまで重要なのはマリアンヌちゃんが優しいという点のみです。あと、かなりグッと来たのは色恋に対して興味津々なところですかね。年相応の反応は最高に可愛いと思います。
（20代・女性）

処女であるか否かで散々揉めること自体よくある話として気にかけることもありません。これから結ばれるであろう相手が処女でなかったことを理由に婚約話が白紙に戻されるなんていう頭のおかしな珍事件などもってのほかですね。こういう風に考えている私としては、処女性を問われないこの世界の仕組みは大いに感心しています。純潔を捧げて欲しいなんて欲望を相手に押し付ける悪しき風潮がない、なかなか素晴らしい話だとニッコリせずにはいられません。ニッコリが一瞬にして鉄仮面へと様変わりすることになるとは、珍事件ではないにしろ事件であることに何ら変わりはなく、その衝撃によってお口ポカン状態不可避。王族のみ正妃の条件として処女であることが求められるとは、何故なのでしょうか。どういう理屈でそのような条件が求められるようになったのか、その経緯について是非とも詳しく教えていただきたいところですよ。別に相手が淫乱じゃなければ少しくらいの経験があったって目をつぶってやることくらいしてやんなさいよと飽きれざるを得ませんね。何とまあ心の狭い人たちによって築かれた世界なのでしょうか。こんなところで生きていくとなれば息苦しさでそのうち窒息します。
（20代・女性）

このての話に多いのは、前世は超がつくほどの根暗で廃人のごとくゲームに没頭しているオタク主人公であり、それ故に「リア充非処女」というワードが主人公から出てくるなんて全くの予想外にほかなりません。ある意味裏切りに相当しかねないですよ。個人的に、こいつ処女じゃなかったのかよと幻滅するような痛々しい野郎でないことは自覚済みです。しかしながら、このての話に多い、つまるところテンプレを無視する設定をあろうことか主人公に付与してしまった責任は大変重いのは紛れもないでしょう。創作物に登場するキャラクターに対して幻想を抱くなんてあるまじき、恥ずべきことは一切ない自分としても、こればかりは許せません。最低限のテンプレはきちんと守るのが道理的ではなかろうかと頭を抱える始末です。場面としてはほとんど一瞬に過ぎないため、一々引っかかる読者はさほど多くないと思います。それでも、中には自分のように細かなところを深く掘り下げていつまでもネチネチと揚げ足取りに勤しむ厄介なやつがいるということもお忘れなきようお願いします。全体からして見れば、件の場面は序盤に入るでしょう。さすがに序盤のそれをいつまでも引き摺って読んでいくのは骨を折るってものですよ。
（20代・女性）

大層身分の高い人たちの性格なんて内面的なところがどうなっているのか考えたところで納得のいく答えが出るとは思っていませんので、あまり延々と答えのない問題を考えるために時間を割く必要は全くないと断言しておきます。それはさておき、リディアナ・フォン・ヴィヴォワールの言動は貴族としてあるまじき愚行の連続と言うべきでしょうね。前世の記憶云々の話でことが収まるとでも思っているのか否か、実際のところは皆目見当もつきません。よっぽど前世では品性を欠く愚行を重ね、その末に命尽きて転生する運びになったことが容易に考えられます。そう考えれば、皮肉にもありとあらゆる点に合点がいくものであり、愚行の連続も前世の影響が大きいのだから諦める他ないと落胆しながらも諦める方向に気持ちをスイッチすることが可能となりますね。私としては、こういう類のギャップは不要だったと言わざるを得ません。パッと見虫も殺せないような頭空っぽちゃんが実のところは聡明でしたたか、こういう場合に関してはむしろ両手を広げて受け入れたく存じます。それに対してこちらはどうでしょう。かけ離れているとしか言いようがありません。あくまで個人的な理想を全て叶えてとまでは言いませんが、多少なりとも不快感を覚えたことだけは言っておかないと気が済まないです。
（20代・女性）

前世とは言え、元々が日本人であるならば一夫多妻制に関して嫌悪する気持ちがあるというのも不自然な話ではなく、それを理由に結婚話を何とかして無かったことにしてやろうと策を講じる決断に至るのも納得せざるを得ないでしょう。ここまではリディアナ・フォン・ヴィヴォワールに対して、貴族である以上何もしなければ否が応でも決められたレールを歩かされることを不憫に感じながら、リディアナ・フォン・ヴィヴォワールには自分の意思を貫いて我が道を歩いて行ってくれるような強い女だと嬉しいと心から望んでいた時も確かにありました。そう、この時まではの話です。大天使と勝手に認定しているマリアンヌちゃんへの嘘、ここで全てが台無しになったと言っても可笑しくありません。信用している相手、少なくとも仮面舞踏会について話しているシーンから見るにマリアンヌちゃんのことはその対象に含まれていると思っていました。自分が結婚を回避するためなら、平気で嘘をつける最低最悪の女だったなんて誰も想像できやしませんよ。我が道を歩いて行ってくれるような強い女とか何とか理想を抱いていた私がまるで愚かみたいじゃありませんか。そんなものは心外と言う他ありません。
（20代・女性）

一介の社会人に過ぎない私が今後如何にして大成しても、仮面舞踏会なるものに参加できるとは露とも思っていませんし、はなからそんな立派な身分でないことは承知しているつもりです。そのため、仮面舞踏会はあくまで想像中でしかない非現実の象徴とも言え、主人公が相当の覚悟を持って向かうその場所がどんなものか楽しみで仕方がなかったことは事実そのものにほかなりません。恥ずかしげもなく真実を述べますと、主人公が処女を捨てることよりも仮面舞踏会の実情を知りたい気持ちの方が明らかに強かったですね。そして、いざ待望の瞬間が訪れたわけであり、目にしたその瞬間から虜になりました。軽くつまめるサンドイッチやキッシュのほか、1口サイズのケーキ、タルト、パイ、スイーツまでもが揃っているではありませんか。このラインナップを目にして悠長に踊ってなんていられませんよ。それこそ、リディアナ・フォン・ヴィヴォワールのように食い意地を発揮させて「甘いものには目がないのよ」とか言いながら全部食べ尽くす勢いで1つ1つ堪能していきたいところ。もちろん、絢爛豪華な調度品の数々にも心を奪われはしましたが、用意された料理やスイーツに比べたらなんてことはありません。
（20代・女性）