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「殺し屋」がテーマになっているということもあって、題材的には微笑ましさなど一切感じないはずなのに、キャラクター設定が絶妙で素晴らしいのでそれぞれの主要キャラたちの言動などに微笑ましさを覚えたり和んだ気持ちになれたりしてとても大好きです。ストーリー性が高いだけではなくて、そんな個性あるキャラクターたちが見事にバランス良く描かれているからこそここまでヒットしてるんだろうなと納得しました。前作に続く続編でありながらも期待以上にいい内容で大満足できました。急に出てくるクスッと笑えるようなシーンも印象的で大好きでした。「殺し屋」というどろどろとした関係が繰り広げられている世界観なはずなのにここまでわかりやすく面白く構成させるのは非常に難しいと思います。個人的には、ヨウコが人としてはアキラ以上にダメなところがあるのにユーモアがあってかっこよさに溢れているその特徴に惹かれまくりました。同じ女性としても憧れてしまうような「イケメンさ」があります。みんなの一生懸命で諦めずに努力を続ける姿勢は、純粋に心のそこから応援したくなるような魅力があります。ダークなどろどろ系が好きという人はもちろん、キャラクター設定が面白い男らしさ全開な世界観を楽しみたいという人にもお勧めしたいです。
（20代・女性）

ファブル前作から引き続き読んでいます。ギャグとシリアスが良い塩梅に散りばめられているのが特徴で、この作品では時事ネタであるコロナウイルスに関してもよく取り上げられています。よくある漫画では、知っている限り、時事ネタを取り入れる際はそれ中心に取り上げるということが多いのですが、この作品は現実と同じように、日常の中になんとなく溶け込んでいる、生活のそばにある、という感じで、とても良いです。ファブルが前作で結婚し、殺し屋を辞めたのですが、その続きがよくできています。少し丸くなったファブルの、新しい仕事での活躍ぶりは見事で、見どころ満載です。プロとして———どうすれば顧客の希望に添えるか、仕事を全うできるのか、佐藤の動きには、感じるものがあります。また、前作に引き続きあの迫力はすごいです。リアリスティックな絵に、人間の生々しい動きが良く表現された絵には、毎度驚かされてばかりです。背景と人物の描き方、コントラストは明快に見えますが、どうして違って見えるのか私には理解できません。それくらいすごいです。コマ割りもよく見る少年漫画のようなファンキーなものや、フキダシの工夫など、わざとらしくやっていないのに、人物のことをよく表しています。これすなわち、作者の技量によるものでしょう。話の展開も、難しいことをやっているように見えて、私たちには分かりやすく伝わってきます。語りなしで伝わるのは、おそらく説明を随所に散りばめているのだと思われます。
（20代・女性）

映画化された前作に続き、初っぱなから笑いがこみあげてくる待望の続編。普通の漫画と違い続編が早く連載されたのはファンにはうれしい悲鳴でした。登場人物もかわらず、なにより笑いがパワーアップして帰ってきた。前作でもふんだんに笑いがもりこまれていたが、今作はあすみ、ユーカリ、くろちゃんのトリオが繰り広げるバトル？が最高でした。ユーカリたち、キャラ変わったねってくらいに。シリアスな場面がでてきたかと思えば爆笑、同じ人物が関連しているとは思えない切り替えが面白い。アキラ、ようこ、みさき、たこ社長、くろちゃん、海老原組長、あずみ、ユーカリ、高橋くん、前作に引き続きの登場人物はもちろん健在。仕事は？新婚の二人は？ようこはなにしてたの？色々気になりますがじっくり読んでください。前作よりさらに笑いとシリアス感がアップしています。さらなる敵はまだまだ謎だらけで気になって仕方在りません。どうしても我慢できない方は二年くらい放置して単行本をまとめ読みしてください。今続編やってる漫画で1番気になってしかたない作品です。これから読まれる方、気になる方、前作からかならず読んでください。この作品から読むと前作を読みたくなりますから。
（40代・男性）

まさか続きが見れると思わなくて嬉しくて、電子版の方で毎回見ています。第一シリーズも凄くいちいちセリフが面白かったけど、第二シリーズも変わらず面白いです。漫画の中でもコロナのようなが感染症が流行ってる設定で、リアルにこんな人達が世の中に居るんじゃないかと思わせるような描き方が本当に面白いです。また元同業で仲間のアザミやユーカリのキャラが面白くなってて、普通の人の生活に馴染めてそうで馴染めてないんですよ。佐藤とみさきの結婚生活の様子もほのぼのしてるんですけど、みさきの前で普通に全裸で居る佐藤にも平気なみさきにもツッコミ入れたくなります。また次から次へと新たな危険人物も出てきて、流石に負ける回が出てくるんじゃなきとハラハラしてしまいます。佐藤の妹ヨウコも弱い自分を認めつつどんどん強くなって行ってる気がします。佐藤の元職場の社長(通称タコちゃん)との関係もどうなって行くのか楽しみです。あの人がやられてしまうのかーって場面もあり、凄くショックでした。だからどう皆んなが頭使って敵を仕留めて行くのかが楽しみで仕方がないです。スカッとしたいです。第一作目を見た方は絶対に見た方が良いです。こんなほのぼの系のリアル殺し屋バトル漫画は他には無いんじゃないかな？
（30代・女性）

ファブルの続編でミサキとの新婚生活が描かれていて前作よりほっこりした感じが良いです。漫画のイラストなどを見ると緊張感の走る少し怖いようなイメージですがそれに反してギャグシーンが多くて前作と変わらないところが好きです。レンタルおっちゃんといういまどきな感じのありそうでないような仕事には笑いました。そしてプロフィール写真などで登場人物の写真を見るとさらに笑いました。しかし、やっと見つけた仕事に真剣に取り組んでいくファブルに心打たれました。あの表情で優しさを忘れないファブルがものすごく魅力的です。レンタルおっちゃんにアザミやユーカリも出てきて面白いです。前作よりほのぼのとした感じで安心感がありました。しかし組同士の放送が始まりかけたりと前作同様事件に巻き込まれていくフラグが立ってきているのでその展開も楽しみにしています。新婚生活もストーリーが進むにたび少しずつ描かれているところが特にほのぼのして良いです。ミサキちゃんのファブルのことを想っているのも伝わるしファブルもミサキちゃんを想っているのが伝わるしとてもほっこりします。ファブルの表情を変えずに優しさを出す不器用なところは何回見ても良いなと思います。
（20代・男性）

この漫画は、映画をきっかけに知り、前シーズンは一気に読んでしまいました。充電期間をおいて現代のコロナ禍も組み入れた形で帰ってきました。今のところは話の進展もゆっくりで、愛すべきキャラクター達が、慣れない日常生活に真剣に努力を交えて廻りの人達と掛け合いしている様は、非常に面白いです。前シーズンで気になっていたところ等も進展があったり、前シーズン後半に出て、殺し屋家業を離れることになった仲間も増え、ヤクザの抗争に巻き込まれそうになりながらもノホホンとした描き方はさすが南勝久先生だなと思いました。主人公には幸せになって欲しいですし、ノホホンとした日常でも十分面白いですが、前シーズンと同じようにヤクザの抗争に、何もしていないのに巻き込まれていく様子は、やはり面白いところです。主人公の強さが未だにはっきりしていないので（強すぎて）、強すぎる敵の出現なんかも期待して読んでしまっています。あとは、主人公の妹であるヨウコの活躍にも期待したいです。個人的には前回のナンパ師、ユウキとのテキーラ勝負は好きだったので、ヨウコの恋も気になるところですが、ユウキの再登場とテキーラ勝負はもう一度ないかなと期待しています。
（30代・男性）